犬の種類のケアンとは、スコットランドを代表するテリアの一種で、もっとも古くからいるテリア種といわれています。ケアンとは「積み石」の意味で、これはこの犬が積み石の下や岩場にもぐりこんで、小さい動物を捕まえるのが得意だったことからきています。この犬の種類は、丈夫で元気なので飼いやすく、人気も高いです。
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犬の種類の中で「ケアン」とは、スコットランドを代表する、テリアの一種です。ケアンとは、テリア種としては、いちばん古くからいる犬の種類だといわれます。
ケアンとは「積み石」を意味することばです。スコットランドでは、道ばたの道標や、碑などに、石が積まれて用いられました。この積み石のすきまには、よくネズミなど小動物が巣を作ったので、ケアンには「(岩場の)ネズミの巣穴」という意味もあります。この名の由来は、積み石の下や岩場にもぐりこんで、ネズミなどの小さい動物を捕まえるのが得意だったためです。 でも、犬の種類の名って、テリアならスコッチとかヨークシャーとかウエストハイランドとか、地名が付くことが多いですよね。古くからある犬の種類なのに、なぜこの犬の種類だけ「ケアン(摘み石)」なんて呼ばれるのか知っていますか?
じつは、あまりにも古くからいたので、この種類はずっと「テリア」とだけ呼ばれていたのです。ペットとして血統書などが広まりはじめる時期に、スコットランドのめぼしい地名は、ほとんど他種に使われてしまって使用済。そこで、仕方なく「ケアン」という、呼びやすく、この種類の特徴を判りやすくあらわす名前になったというわけなのです。
「ケアン(=積み石)」の名のとおり、この犬は積み石の下や岩場にもぐりこんで、小動物の巣をおそい、退治するのを得意としていました。犬の種類の中では小柄なので、せまい石の隙間にもぐりこむのが上手で、エサ代もかかりません。そのため、ケアンはもともと、畑を荒らすネズミ・キツネなどの小動物を追いはらうため、古くからスコットランドの農民たちが飼ってきた狩猟用なのです。つまりケアンは、愛玩用というより、実用的だったんですね。
ケアンは、犬の種類の中でも丈夫で、動きはすばやく機敏で、元気のよい、明るい性格です。もともと狩猟用だけに勇敢で、独立心が強いため、小型でも番犬としての役割をじゅうぶん果たします。 ケアンは毛足の長い犬の種類ですが、毛質が硬く、抜け毛も比較的少なめで毛玉も出来にくいので、飼いやすく、人気の高い犬の種類です。
小さいころのケアンは、テリア犬の種類に独特の口の周りのモシャモシャのひげが、タヌキみたいに黒っぽくてかわいいのが特徴です。(このタヌキ毛は、ふつう、成長するとだんだん薄い色になっていきます) あの『オズの魔法使い』で、主人公ドロシーの飼っていたトトの犬の種類が、このケアンだったといわれています。
Copyright (C) 生き生きとした暮らし All Rights Reserved 最終更新は2012年02月05日です。